初めての水耕栽培にチャレンジする際に気になるのが「果たして収穫まで持っていけるのか」という不安ではないでしょうか?その点ベビーリーフなら安心です。なぜなら発芽率もいいですし、収穫まで約4週間。短い期間でサラダとして美味しく食べることができます。初心者おすすめベビーリーフ栽培の様子をまとめました。
初心者におすすめしたいベビーリーフ
栽培しやすいベビーリーフは初心者におすすめです。ベビーリーフはスーパーでも売っている身近な野菜なので、お馴染みですよね。
美味しさもお墨付きで、春から夏にかけての種のまきどきさえを守れば、約4週間後にはサラダとして食卓に乗せることができます。
種のの発芽率もいいですし、発芽までもあっという間。
ちゃちゃっと収穫して洗ってドレッシングをかければもう一品!という食卓の救世主のようなありがたさです。
ベビーリーフの育て方
基本的な育て方の流れは他の水耕栽培と同じ。
スポンジに種まきをして暗いところで発芽させる
↓
発芽したら日当たりの良い場所へ
↓
根がある程度伸びたら苗を定植
↓
約4週間で順次収穫
となります。
必要なものなど詳しくはこちらの記事をご覧ください。
水耕栽培に必要なものはそれほど多くありません。植物の成長段階によって少しずつ変わります。この記事ではお手軽に水耕栽培を始めたい人のために、なるべくシンプルに種まきから収穫までの流れと培地や肥料など必要なものを解説していき …
育て方の流れは上記の記事でご紹介したので、この記事ではベビーリーフの成長の様子をご紹介します。
種まき
種は種まきの時期になると100均やホームセンターで入手できます。私はダイソーの2個で100円のベビーリーフの種を使いました。
ベビーリーフはいくつかの野菜の種が混合されて販売されています。ですので品種によって育つ速さに少し差がありますが、全体的に発芽率もいいと感じました。タネを培地に撒いて暗いところに置くと1~2日で発芽します。
発芽したらたくさん日光に当てて、水を切らさないようにしましょう。
スポンジ苗
根が伸びてスポンジから出てきたら、容器に直に置くよりも猫よけのとげとげ(すみません、本名称がわかりません)などをスポンジの下に置いて根っこがストレスなく伸びられるようにします。
日光も水も大好きなのがベビーリーフの特徴。短期間でみるみる育っていきます。水替えと肥料は基本的には1週間に1度行います。
定植
ある程度苗が育ったら、安定するように又密集しすぎないように定植します。定植にはいろいろな方法があるので、いろいろ楽しみながら試してみましょう。基本は苗がグラグラせず安定するように、根っこや葉がストレスなく伸びていける空間を作ります。
葉が密集しすぎるようなら間引きます。間引いた葉をスポンジに挟んで、根腐れ防止材とジェルポリマーを入れハイドロカルチャーにしてみました。
ジェルポリマーはカビが生えることがあるので、注意が必要。また水分が少ないとビーズが小さくなっていきます。この方法はインテリアとしては可愛いですが、長く育てるには向かないかも…というのが感想です。
セリアのコンテナとカラスよけを使ったこの方法はおすすめ。底をカットしたお茶パックにスポンジ苗を入れ根を外に出して、安定するようにハイドロボールを入れました。
根が水に入るように位置を調整し、乾いたらスポンジやハイドロボールに水をやります。
コンテナの代わりにペットボトルを使ってみました。ただ透明の容器は藻がつきやすいので、根の部分が暗くなるようホイルなどで覆った方がいいようです。
こちらは観葉植物のハイドロカルチャーのような感じにしてみました。コップに根腐れ防止材、ハイドロボールを入れてスポンジ苗を安定させます。
いろいろな定植の方法を試して試行錯誤してみるのも、家庭で挑戦する水耕栽培の楽しいところ。
収穫の時期
気温と日光が十分なら、ベビーリーフは約1ヶ月もすると食べ頃に♪
成長すると小松菜やチンゲン菜、水菜らしきいくつかの品種が混ざっているのがわかります。
観葉植物風に定植した苗も、収穫まで持っていけました。ただ他の方法に比べるとちょっと小さめかも。
セリアで買った口の細い瓶にスポンジを押しこんでみただけの苗も、結構育って食べ頃に!スポンジから取ったネットを使って、瓶の中にスポンジが落ちないように工夫してみました。
食べ頃になったリーフから順番に収穫。千切らずにキッチンバサミを使って切り取ります。
召し上がれ
収穫したベビーリーフは、きれいに洗ってお好みでドレッシングやオリーブオイルをかけていただきます!
この時は、くるみと粉チーズ、ちょっとの塩とオリーブオイルでいただきました。成長を見守ってきた野菜は格別に美味しく感じます。初心者でも収穫しやすいベビーリーフ、おすすめです。