ほうれん草の水耕栽培。ほうれん草の幼葉はベビースピナッチなどと呼ばれ、スーパーでも並んでいます。今回水耕栽培に挑戦したほうれん草は、このベビースピナッチとして収穫しました。その成長の記録です。

ほうれん草の水耕栽培

ほうれん草を水耕栽培で育てベビースピナッチを収穫するまではできたのですが、今回の栽培ではスーパーで売っているような大きなほうれん草を収穫することは出来ず…ベビーリーフやバジルや大葉の水耕栽培に比べると少しだけ難しいかな、という印象を受けました。

しかし発芽までにひと工夫することと温度管理ができれば、水耕栽培は可能です。

上手くいかなかった部分もありましたが、その経験からこうすればいいと解った部分もありましたので、この記事ではその記録を綴っていきます。

ほうれん草の育て方

基本的な育て方の流れは他の水耕栽培と同じなので、必要なものなど詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ただ、ほうれん草の栽培はいくつか気をつけなければいけないところがあります。

暑さが苦手なほうれん草。栽培して気づいた点をまとめますので、特に種まきは下記を参考にしてください。

発芽率があまりよくないことの対策

ほうれん草の種の発芽温度は10~25℃と少し低め。お住まいの地域でこの気温になったらまきどきです。3月〜4月または秋に種を撒くのが一般的。

バジルやベビーリーフと比べて難しいと感じたのは、発芽率があまりよくない点です。

ほうれん草の種は、堅い殻に覆われ少し大きめなのが特徴。

暑さに弱く、25℃を超えると発芽しにくくなります。そんな理由からか直接スポンジに種を撒いた場合、発芽しない種がかなりあったことが気になりました。

それを防ぐために、種を発芽させてから撒く方法があります。やり方は簡単。

種を半日ほど水に入れて吸水させる。

水気を切ってビニール袋に入れ、暗い場所置く。

25℃を超えると発芽率が悪くなるので、その場合は冷蔵庫に入れる。

数日で根が出てくるので、発根したものをスポンジに撒く。

発根した様子はこちらです。

発根したものを選んでスポンジに撒き、水溶性のトイレットペーパーを乗せて霧吹きで濡らします。スポンジが乾かないよう水の量を調節しながら入れ、毎日取り替えます。

ここまで来れば発芽率ほぼ100%なので、あとはスポンジ苗を育て、定植という通常の水耕栽培の流れで大丈夫です。発芽までの日数は約10日です。発芽までは肥料は要りません。

スポンジ苗

根が伸びてきたら、スポンジの下にスペースを作ってストレスなく苗が育つようにします。

ピョンピョン飛び出すアホ毛(?)のような可愛い双葉。

水替えと肥料は基本的には1週間に1度行います。

定植

苗がある程度しっかりしてきたら、安定するように定植します。

定植にはいろいろな方法があるので、環境に合わせていろいろ試してみてください。

こちらはダイソーで購入した瓶とペットボトルの上部を逆さにしたものを組み合わせ根を外に出し、安定するようにハイドロボールを入れました。

瓶の代わりにペットボトルを使ってみました。

透明の容器は藻がつきやすいので、根の部分が暗くなるようホイルなどで覆った方がいいようです。

収穫の時期

ほうれん草の水耕栽培

収穫はベビースピナッチとして幼葉を収穫するなら4週間程。通常のほうれん草は40〜60日だそうです。

ベビースピナッチはクセもなく、サラダのように食べることができます。

その後も栽培を続けてみたのですが、スーパーで見るような大きなほうれん草を収穫することは出来ず…。

夏になって暑くなったのが原因なのかどうか分かりませんが、あまり大きくならないまま花が咲いてしまいました。

最初は花だと気づかなかったのですが葉っぱに花粉が付いていて「あれ?もしかしてこれが花?」という感じで。花がつくと植物は種を成長させることに力を使いますので、葉の収穫には向きません。

いつかもう一度挑戦したいと思っています。